My Story②神様からの贈り物
看護師を続けてその後 結婚しましたが
2年後 義父の末期肺がんが判明
それに伴い義母のうつ病発症と
突然2人の病人を支えることとなり
仕事を辞めて 介護生活に入りました。
とても素晴らしい人格者の頼れる
義父でしたので
心からできることは
何でもしたいという想いで
1年半の闘病生活を見守り支えていきました。
義父にとっては、
辛い闘病生活であった時に
私のことを
神様からの贈り物と
言ってくれた言葉に
私自身がとても多くのことを教えられ、
支えられ感謝しました。
義父が亡くなった後は、
義母を支えるために
月に数回の自宅サロンを開いて
義母の親交を支える場を開いていました。
義母の中では
義父のいない寂しさもつのり
もっと私に関わって欲しいという気持ちと
私の中では、今までの介護疲れと
無理した関わりの負担感などでの
悶々とした思いが鬱積するようになりました。
そんな不満が蓄積されて
突然義母からの叱責を受けて
私も心が遮断してしまい、
そこから義母とは
8年間の音信不通生活となりました。
このいざこざは、
夫の心にも負担をかけてしまい、
色々積み重なった疲労感から、
私は病気になりました。
（そのお話は改めて。）
その空白の時期には
自分と向き合う時間となり、
8年後、義母の脳腫瘍が見つかり、
手術することになりました。
このわだかまりのままではいけないと
お互い反省する気持ちにもなり、
再会を果たしました。
そして手術した結果、
良性の腫瘍で
特に後遺症もなく
無事に退院しました。
あれから6年経ち
現在、義母は血管性の認知症で
かなり短期記憶が損なわれているのですが
夫と義弟と3人で協力しながら
在宅生活を支えているところです。
そこには、“彼女のことが心配だと”
義母の事を最後まで
気にかけて亡くなった
義父の気持ちに報いるように
義父が安心できるように
私たちがちゃんと支えていこうという
思いがあります。
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