人生満喫★🍓★oneness

国際認定スピリチュアリストの看護師です。

ご縁

今週は 育ての親のような存在の方のところへ

急遽 訪問することにしています。

 

実の親と同年代のその方は

10年前にご主人を亡くされ

子供は いらっしゃらないのですが

私とは、もう30年超えての

何かあれば 親身に相談に乗ってくださる方でして

夫婦共々 大事にしていただいています。

 

近況報告がてら 電話をさせて頂いたら

最近 紫斑病になってしまったと。

これは急性・慢性とあって

免疫に異常が起き

血小板が減少してしまい

頭痛や腹部症状、腎臓などへ影響を

起こしやすくなる病気なのですね。

 

最近、頭痛と掌の紫斑が出てきて

治療を開始したのよっと 言われていました。

 

私の実母も、ほほ似たような年齢で

炎症反応が落ち着かなく 

入院中ですが 新たな病院で

これからも精査をしなくてはならない状況ですが

高齢になっていくと 

病気との 上手いお付き合いが 

大切になってきますね。

 

そして、長期戦となると

介護の問題もありますが

私も以前、小規模多機能というところで

看護師経験があります。

 

デイサービス・訪問介護

および訪問看護もしていき

そしてお泊りも出来るという 

うたい文句はステキな小規模多機能は

理想的なケアとして 

はじめられたプランではあります..

 

 

 

私が勤めた職場は

多額の借金をして開設した経緯もあり

他では 受け入れないような

重症の方達の受け入れもしていきました。

 

それに、家族側も 自分たちのことで

手一杯なので

自分達を煩わせることなく

上手く乗り切ってほしいというのが

正直なところ。

 

そんな板挟みで ケアの必要のある方の受け入れを

すればするほど、介護の手はそちらに取られ

比較的軽度の方達が 放置されてしまうのが

小規模多機能での現実でした。

 

事業所が借金をしていて

それを返していかなければならないとすると

重度の方達を多く受け入れていかなければ

採算が取れず 限られた人数で 

ケアをしていくと 

人間関係での上下関係での表面的付き合いや

職場での問題につながり 

価値観の共有が出来ず

思ったようなケアを 

実現できなかった苦い思い出があります。

 

だからと言って 施設運営者が悪いのかと言えば

その当事者も 病気を抱え込んでいて

借金返済のために回してゆくしかない状況であり

問題のある職員をかばってでも、保守的に

とにかく やり続けていくしかないという状況。

そういうところで

色々なひずみが生じていくというのが

今の介護制度の現状だと思います。

 

 

そういうところを 経験してきて

まだ、本当に理想的なシステムとは

いったい何なのか?と

答えが自分の中で 出てきません。

 

感じるのは

志あって一生懸命やっている職員が

本当にたくさんいるということ。 

 

自分たちの家族のように

本人にも ご家族にも

温かな声掛けが出来る

そんな心温かな人たちとも

たくさん出逢ってきました。

 

そんな方たちが

疲弊しないで 報われ 長く勤められる

そんな環境を 

確立できる管理者と

それを認識できている家族

そして、それを支える社会システム

その3本柱が 上手く回ってこそなんだと

思います。

 

家族として

またご縁あった人達との

温かな絆を どうしたら

大切にしていけるのだろうか・・・・

 

大地にしっかりと根を張りつつ

柔軟にしなる枝で 

緩やかにつながる知恵が

もっと必要だなと

感じる今日この頃です。

 

そんなことを 

つぶやいてみたくなりました。

 

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