人生満喫★🍓★oneness

国際認定スピリチュアリストの看護師です。

ものを大切に扱う 豊かな時間

先日 すごくおすすめな本として

『漂流』を紹介しましたが・・・

 

その後、何かあるたびに

長平さんなら どうするだろう!?という

思考になっていて

簡単にあきらめないモードに なっております。

 

そして、その傾向は 夫にも現れ

面白い展開が 起きています。

 

最近 自動車の故障があり

修理に出しているところなのですが、

思いがけず 大きな出費になりそうで。。

 

そんな時に 

扇風機のスイッチが壊れ

買い替えしかないかなって

あきらめていました。

 

そしたらなんと、夫が 

  

“長平さんも あきらめなかったのだから

自分も修理、頑張ってみる”と

悪戦苦闘してくれて

なんと、本当に見事に 修理してしまいました。

 

そして、何より

自分は こういう工作 

得意な方だったから

やれるんじゃないかなって

冷静な気持ちで トライして

達成できて

自信にもつながっていったみたい。

 

それがとっても嬉しくて。。

 

長平効果さまさまです。 

 

本当に、素晴らしい本なので

この本を読んだ方たちと

感想や学びを 読書会として

分かち合いたいぐらいです。(笑)

 

そして、ものを大切に扱う精神や

それにまつわる物語に 

想いを馳せるということも

大事にできたら、いいなあって。

 

そんなことを書いていたら

五木寛之さんの

生きるヒント1

自分を発見するための12のレッスンに書かれていた

 レッスン3「買う」という項目の

涙壺の話を思い出しました。

 

昔、戦争にとられた恋人や夫の帰りを

心配や不安で

押しつぶされそうになりながら

待っていたペルシャの女達。

 

あふれる涙を、このなみだ壺にためていたそう。、

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そのなみだ壺の由来を

著書は 店主から聞き、想像するのです。

 

この奇妙なかたちをした壺に

涙が一滴も外へこぼれないように

静かに壺の口にあてがって、声を出さずに泣く。

あとからあとから涙はあふれてくる。

  

戦争が終わって、彼が家に帰ってきたとき、

彼女はその壺を黙って差し出すだろう。

男も黙ってそれを眺めるだろう。

言葉はいらない。

壺の中に揺れる涙の重さが、すべてを物語っている。

ぼくは、空の泪壺を眺めているだけで

贅沢な夢を観ている気分になるのである。

 

 

そして、 そういう物語も含めて

買い物をするときのアドバイス

イラン人の店主から言われたそうです。

もしその骨董屋で

あなたが涙壺を買おうと思うなら

まず、少なくともまる一日は時間をとってください。

それができなければ、お昼から夕方までの

四、五時間を用意していただきたいものです。

 

 時間を効率よく 使うことばかりに

今の時代は 意識が向かっていますが

 

本当は こういう豊かな時間の使い方が

かけがえのない時間になってくるのではと

秘かに思っています。