役割

昨日の記事を書いてから

散歩をかねて買い物に行こうと

途中寄り道をしながら

散策をしてみました。

もう１２月でクリスマスの季節だから

イルミネーションがきれいなお宅も多く

お店では、手に取りたくなる装飾もいっぱいあって

ウインドウショッピングを楽しみました。

吹く風が冷たいので、少し速足で散策していたら、

人間もやっぱり体を動かして

こうしてエネルギーを創り出して

それを充電していくことが大切なんだなあと

とっても納得しながら

年を取って体が不自由になっていくと

やっぱり活力は失われるんだよなっと思いました。

今、義母の介護生活を支えながら

明日は我が身と思って考える機会をいただいていると思っています。

いつかは通る道でも、その時にならないと気づかないのが

人間でもあるんですけど。

意識の高い高齢者は、本当に人の世話にならないように

それはもう一生懸命に午前中から運動施設で体づくりをこなして、

コミュニティを大切にして、自分で貯筋づくりに精を出されています。

でも、大半の方たちは、日々の生活に目標を見出せなくて

子供の世話にならないように、迷惑かけないように、

ディサービスに　しょうがないけど行くという選択しかできなくて

本人の身になれば、なんだかなって思ってしまいます。

義母の認知症が進行したので、彼女もディサービスに通っているのですが

そこは、レストランディとして美味しいランチを提供してくれる

ようやく探し当てたところでもあるのですが、

正直、スタッフも少ないので、ほとんど一日中座りっぱなしだそうです。

義母からも、「あそこに行きたいと思う？」って言われて

思わず何も言えなくなりました。

「私は役に立ちたいのよ」って言われた母の言葉が

何度も思い出されます。

ちなみに義母はパステル画をずっと書いていた人で、

かなりの力作を書かれています。

とても素敵な絵でしたので、私の結婚式の受付では

それを飾らせてもらいました。

今では、絵を描く意欲がなくなってしまったのですが、

色彩感覚は衰えていないのではと思っているので、

何かできたらいいのに…って思っています。

はっぱ産業として

彩りっていう会社がありますね。

高級料亭での料理を引き立てるために

美しい彩の葉っぱを

高齢の方たちに山からとってきてもらい、

それも、パソコンを教えて目標を目指して

一つの産業にしたという実話です。

本当にこれって素晴らしい取り組みですよね。

人って、何か目標を目指して

そのことで人の役に立てることって

何よりもの喜びになりますからね。

何か、そういうお互いが励みになるような

そんな展開を起こせたらなって

そんなことを思いながら

いつか　ひらめきが　来るのを待っています。